大学時代に学んだ経理の知識が、
今も意外なかたちで役立っている。
大学では経済学部経営学科に属して、経理の勉強をしていました。その経験を買われたこともあり、入社後は半年間の工場研修の後、1年ほど経理部で支払い業務や各事業所の貸借対照表を毎月ごとにまとめる業務を行っていました。その後、大阪工場と和歌山工場で半年間の実習勤務。その後に大阪営業部の鉄鋼チームに配属となり現在に至ります。大学での学びは、営業部勤務になった今でも、与信審査などお客様の財務情報を調べる際に役立っています。
試行錯誤を重ねながら、
自分のコミュニケーションスタイルを確立。
現在は、主に結束梱包用の帯鉄の販売や建築関連等の製造会社へ鉄鋼商品の販売、また母材の管理をしています。
実は、もともと人とコミュニケーションをとることは苦手でした。しかし、さまざまな経験を積み試行錯誤を重ねた結果、最近になってようやく自分のコミュニケーションスタイルを確立することができました。お客様から「あなただから」と指名をいただけるようにもなり、営業職に就いて良かったと思えるようになりました。後輩にも「いかに自分を覚えてもらえるか」が大事だと伝えています。
グループ会社との連携で新製品を生み出す。
将来の可能性に大きな期待を寄せている。
関包スチールは、どんな商材も提案・販売が可能で、かつグループ会社と連携が取れる奥行きの深さが魅力です。実際に明興関包スチールとは1年程前から協力し、物流機器商品を販売しています。今後は、さまざまな商材を取り扱う明興関包スチールだからこそ収集できたお客様のニーズを私たちに共有してもらい、新たな製品開発につなげる、ということも可能になるかも知れません。時間は刻々と変化します。明興関包スチールは、関包スチールグループの中でも、さまざまな変化に即時対応できる可能性を秘めています。将来的には自社内でより踏み込んだ仕事ができるように変えていきたいと思います。
いろいろなことに挑戦し、経験を積み、
魅力的な人物になってほしい。
私は、学生時代に勉強ばかりしてきたことを今になって後悔しています。そのため、皆さんには学生の間に留学やインターンシップをはじめ、いろいろなことに挑戦してほしいです。
人の魅力は、「何をして何を考えてきたか」に現れます。そのため、他の人とは違った着眼点や、個性的な意見をもった魅力的な人物になるためには、多くの経験が必要だと考えています。
また、経験することで自分への理解を深めることもできます。そのうえで、自分に合う会社を探してください。
- COLUMN私のかたち、未来のかたち
- 以前CMで見た「丸くなるな。星になれ。」というキャッチフレーズが好きなので、尖った「星」になりたいと考えています。現在は、まだ尖り切れていない「ひし形」といったところでしょうか。今後、この「ひし形」を磨いて「星」になり、その尖った先端で新しい業態を切り拓いていきたいと思います。
